一人で 楽しい クリスマス

12月24日、街は無数のつがいで溢れかえり、光のあたるところにはくまなく彼らの影が連なっている。レストランもホテルも予約で一杯。ケーキ屋はバカ売れ。プレゼントという名の羽根の生えたブランド品が闇夜を飛び交う。この日だけは不景気など関係ない。日本のGDPが最後の猛攻をしかけるのだ。だが、そんな輝かしい日にもかかわらず、吹き溜まりのように暗い気持ちでひっそりと暮らす者たちがいる。そう、いわゆる「独り者」だ。

その日が近づくにつれ、彼らはどことなく卑屈になってゆく。そして思う。恋人が欲しい、と。その儚い願いをごまかすためか、12月24日、彼らの多くは「独り者」同士群れ固まって寒さと飢えをしのぐ。がしかし、ここで私は声を大にして言いたい。何故、クリスマスに一人ではいけないのか。クリスマスに一人でいることはそんなにも惨めなことなのだろるか。子供の頃には楽しみでしょうがなかった日に、何故こんなに辛い思いをしなければならないのだろうか。そして私は四人の友人たちに聞いてみた。一人で楽しくクリスマスを過ごす方法はないのか、と。

調査結果を見て、私は驚いた。こんなにも多くの方法があるのか。……モテない子羊たちよ(露骨)、もう迷わなくていい。この小さな雑誌をするきれるまで読み尽くせばいいのだ。そう、これは早稲田POTプレゼンツ、クリスマスを一人で楽しく過ごすためのバイブルなのである……。